ユニットバスへのリフォーム工事です。
右は工事完了の写真です。この製品はリクシル(INAX)さまの製品を納入させていただきました。
レンタル仮設浴室ユニットを設置させていただき、工事中のお風呂はそちらに入っていただくようにいたしました。
少し写真が暗いのはipadで撮影した写真なので、実はこの施工中はいつも使っているデジカメが不具合であまり写真がなくて申し訳ありません。
写真左は浴室内部の写真です。
まだ、使い始めて間もないのですが、とても気持ちよく使っていただけているようです。
施工後、お客さまが もっと早くやりたかった とおっしゃっていました。
お使いいただいてから数日が経過し、夜勤で昼間入浴することがあるのでブラインドを出窓に設置してほしいとのことでした。
はい、おまかせあれ、なんでもやりますよ。
ということでビビットなグリーンのブラインドシャッターをお取付いたしました。
お客様も対応の早さに満足です。
こちらのお宅の改装工事は取り壊しから実際お使いいただけるまで約一週間で完成いたしました。
大工工事、クロス張り替え工事が発生するので工程管理は重要です。
今回のユニットバスはクリナップさんのHairoスタンダードタイプの1216への取替工事となります。
写真は既存の浴室ですが、タイル目地がヒビ割れてしまい、入口の床もぐずぐずの状態でした。
給湯器もエコジョーズへの取替となった為、循環アダプターも新しい物へ交換となります。
今回は浴室が0.75坪と言うことなので、解体工事を自社での施工としました。
廃棄物処分の都合上、タイルとコンクリートを分別しなければいけないので、右の写真のようにまず最初に表面のタイルだけはがしていきます。
慣れないせいか初めのうちはなかなかタイルだけ剥がれてこなかったのですが、作業終盤頃にはコツが判って難なく剥がせるようになりました。
次に下地のラスボードを剥がす作業になります。
バールを使い網ごとの撤去をしましたが、これが結構面白いようにめくれてくるので、難なく作業を終える事ができました。
ここまで約2時間くらいといったところでしょうか?
ユニットバスの図面を確認しながら寸法をあたると、必要寸法より内寸が小さいので、アラシの板も撤去することになりました。
解体終了後、慣れない仕事のせいか体が痛くて、すぐに就寝してしまいました。
とここで問題発生!!
水道管がサビサビで漏水は時間の問題といった状態です。
ですが今回の工事では配管替えも含めてなので、鉄管の箇所は極力使用をヤメ、架橋ポリエチレン管という樹脂管に配管をやり直しします。ついでにお湯の管も銅管部分も同じ樹脂管に変えました。
これで浴室からの漏水の心配はなくなりました。
ですが、もうひとつ解体して気がついた事がありました。
外壁との間に断熱材が入っていませんでした。
せっかくユニットバスに入れ替えてもこれだとすぐにお湯が冷めてしまってはエコではないので、サービスで断熱材を入れさせていただきました。
これでお湯が冷めにくくなるでしょう。
ついでに土台廻りの腐食を防ぐ為、防腐剤の処置を施しました。
ですがこの溶剤は匂いが強烈なので、暫くの間窓を開けて換気を良くしての作業となりました。
心配していた入口付近の床のぐずぐずも思った以上に腐食しておらず、根太材の入れ替えのみの対応となりました。
基礎廻りの換気が悪い為、床がぐずぐずになってしまうと言う事なので、今回浴室の解体ついでに基礎に換気口を追加する事になりました。
φ100のコアで穴開けをしたのち写真のような換気ガラリを設置しました。
これで床下の換気はバッチリでしょう!
ここからがいよいよユニットバス設置になります。
ユニットバス施工中の写真です。
いろいろな部材が並んでいます。
クリナップさんの取付は業界の中でも神対応らしいです。
打合せから現場の下見、現場の施工など他のメーカーさんよりしっかりしているので、安心して現場を任せられます。
施工完了後の写真です。
ずいぶん明るくなった感じです。(写真右)
既存の窓も取り替える事なく、アタッチメントの使用できれいに収まりました。(写真下)
後は電気屋さんと大工さんの残工事になります。
洗面所側のクッションフロアも張り替えて、工事終了となりました。
実際に使っていただいてからは右下の写真ですが、0.75坪用のユニットですが、それほど狭いといった感じはなく、浴室も明るくなり清潔な印象になりました。
工事期間は約1週間で完成となりました。
前回に引き続き今回もクリナップさんのHairoスタンダードへの施工です。
右の写真のように床のタイルがはがれ、目地にも亀裂がいっています。既存の浴室は約0.75坪サイズで間取りも変則な為、使い勝手があまり良くなかったので、今回は浴室のスペースを広げて1坪用のユニットバスへの取替を提案させていただきました。
浴室入口付近の床もぶかぶかている状態です。恐らく浴室からの湿気で木材が腐ってしまっているようです。
洗面所を撤去した写真です。(写真右)
床板を切断してあり、給水管の修理の後が見受けられました。
解体作業中の様子です。
窓下部分の木材が跡片もなく腐って無くなっています。
今回は既存の窓はそのまま利用するので、窓枠はそのまま残します。
写真右は浴室入口付近の写真です。
土台及び筋交いが腐っているのがわかります。
筋交いが効いていない状態です。
さすがにこのままでにはしておけないので、筋交いに補強をして強度を強めて対応しました。土台も同様に入替えました。
勿論防腐剤の塗布も欠かさずに行いました。(写真左)
脱衣場側の根太も全て入替え、本来あるはずの束柱が入っていなかった為、束柱を1本追加して床を補強しました。
(写真右、写真下)
給水、給湯配管は予想していた通り、錆びて腐食がひどい状態でした。
配管は腐食の心配が無い様に架橋ポリエチレン管に布設替えをしました。(写真右)
床下の換気を考え、φ100でコアを開け換気口を設けました。
これで湿気がこもる事は無いと思いますので、木部の腐食も防げるかと思います。(写真左)
ここからユニットバスの設置工事となります。
クリナップの職人さんに安心してお任せしました。(写真右)
隅々まで丁寧にコーキング処理をしていただきました。
既存の窓枠も専用アダプターにて対応しました。(写真左)
アクセントカラーにシェーンピンクをお選びいただき、浴槽のカラーもピンクで統一して浴室内が明るく優しい感じに仕上がりました。
入口付近の収まりもキレイに仕上がりました。(写真右)
ドア枠も大工さんの手により完璧に収まっています。
壁のクロスも細かい所まで丁寧に貼っていただきました。
続いて洗面所の取付です。(写真左)
間取りの変更で洗面所が750タイプから600へ変更となりました。
取替前は2ハンドルタイプで蛇口も水の止まりも悪く、ハンドルも硬くなってしまっていました。
大きさは少し小さくなりましたが、洗髪シャワー水栓に変更したので、使い勝手は格段に良くなったのではないでしょうか?
窓枠がミラーに少し掛かってしまいましたが、大工工事にて受け板を上手に加工し、違和感なく仕上がりました。
ということで写真をビフォーアフターで並べてみました。
今回もお客様には大変満足していただけました。